各社のホームページ上で様々な表現で耐震や省エネについて触れられています。
表現が色々なので、何がどのようなものかがわかりづらい点がありました。
そこで弊社顧問の株式会社M’s(エムズ)構造設計 佐藤実先生が主催する
構造塾で一定の評価基準をもつ全国業者リストというものが作られました。
2020年に公開され、全国で今日現在496社が登録されています。
各規準は以下の通りです。
「構造(耐震性能)」指標の評価基準
「★★★」 許容応力度計算 耐震等級3 ※「品確法耐震等級3+基礎と横架材等部材の許容応力度計算実施」も含める ※多雪区域での「積雪時(1m以上)耐震等級2、無積雪時耐震等級3」も含める 「★★」 許容応力度計算 耐震等級2 品確法耐震等級計算 耐震等級3 「★」 長期優良認定住宅 (品確法耐震等級2) 「☆」(補欠) 仕様規定のすべてをクリア 耐力壁の充足率2.0超えている |
「省エネ(断熱・気密性能)」指標の評価基準
「★★★」 HEAT20のG2グレード以上 「★★」 HEAT20のG1グレード もしくは「ZEH+」レベル 「★」 「ZEH」基準クリア 「☆ 」(補欠) 省エネ基準(等級4)クリア (専用プログラム) (詳細計算法) ※気密測定を実施している 場合は標準的なC値も記載 |
といった基準となります。
登録に関して注意点がいくつかあります。
・あくまでも集計・開示なので佐藤先生の紹介となるわけではありません。
・集計内容は自己申告内容となっています。
詳しくは以下をご確認ください。
https://kouzoucram.files.wordpress.com/2021/01/prologue.pdf
弊社がある長野県では27社が登録されています。
この業者マップからの成約のお話もいくつもお聞きしています。
県内でもです。
工務店様は登録が受注につながる事にもなります。
お施主様はリストが工務店選択の指標になります。
非常にメリットの多いものですので、ぜひご活用ください。
小田切